2013年度 第41回伊藤熹朔賞

伊藤熹朔賞2013_本賞
第41回伊藤熹朔賞 本賞

伊藤 雅子 Masako Ito [東日本支部]

【真田十勇士】
演出:宮田慶子 上演団体:TBS
劇場:赤坂ACTシアター他[2013/8/30-9/16他]
 
装置に対して
「川」の流れを勇士の思いや時の流れに重ねたコンセプトから紡ぎ出されたシンプル且つ大胆で力強いデザインは人を惹きつける。歌舞伎と現代劇が重なる人間味溢れる空間を見事に表現している。 

【略歴】

1973年 10月19日生まれ。長野県出身
1996年 東京造形大学卒業。舞台美術家・松井るみ氏に師事
2003年 文化庁在外研修留学制度研修員として1年オランダに留学
2005年 フリーとして活動開始
2005年 第33回伊藤熹朔賞新人賞を受賞
2008年 第15回読売演劇大賞優秀スタッフ賞を受賞
2010年 第17回読売演劇大賞優秀スタッフ賞を受賞
2009年~ 昭和音楽大学非常勤講師
2014年4月~ 東京造形大学非常勤講師

伊藤熹朔賞2013_新人賞
第41回伊藤熹朔賞 新人賞

根来 美咲 Misaki Negoro[東日本支部]

【夜明けに消えた】
演出:須藤黄英 上演団体:劇団青年座
劇場:青年座劇場[2013/10/18-27]
 
装置に対して
青年座劇場の小空間に、緊張感を持ち合わせつつも広がりのある面白い空間を創り出している。時間を掛け丁寧に創っている印象あり。しっかりとしたデザイン感覚を持ち、将来性を感じさせる。

【略歴】
1981年 4月26日生まれ。滋賀県出身
2004年3月 大阪芸術大学舞台芸術学科舞台美術コース卒業
同年4月より 大阪芸術大学舞台芸術学科非常勤副手として2年間勤務
2006年4月 劇団青年座演出部に入団。以後、劇団内外で舞台美術家として活動中


伊藤熹朔賞2013_奨励賞
第41回伊藤熹朔賞 奨励賞

鈴木 俊朗 Toshiaki Suzuki[東日本支部]

【フィデリオ】
演出:三浦安浩
上演団体:公益財団法人ニッセイ文化復興財団
劇場:日生劇場[2013/11/23・24]
 
装置に対して
オペラのデザインに長年携わる中で蓄積された大空間での造形力、コンセプトを的確に具現化できる表現技術は群を抜き高く評価できる。

【略歴】
昭和32年6月29日生まれ。北海道室蘭市出身
武蔵野美術大学芸能デザイン学科卒業。
演出家・栗山昌良氏に抜擢され以降、美術担当として氏のもとで多くの舞台作品に参加。
特に『天守物語』『すて姫』『架裟と盛遠』『よさこい節』『呪いの歌の流れる夜に』『脳死をこえて』等のオペラでは好評を博す。
現在、東宝舞台株式会社 舞台営業部渉外課に勤務。


第41回伊藤熹朔賞 特別賞

石川 卓男 Takuo Ishikawa
株式会社丸善 代表取締役社長

映画、歌舞伎興行での「かつら」製作を始まりに、長年の経験と研究をもとにした「深い知識」と「質の高い技術」を国内外、日本髪洋髪問わず多くの舞台作品へ提供、また後進への指導にも尽力されていることは賞に値する。
【略歴】
創業慶應元年(1865年)かつら、かもじ製造業(初代丹波屋・現(株)丸善)の4代目として京都に生まれる。
京都商業高等学校卒業後、映画のかつら、婚礼の地かつらを考案した3代目に師事し、かつら製作を始める。
日活映画、東映撮影所にて映像のかつらを手がける。同時に歌舞伎興行に参加し、歌舞伎のかつら製作にも研鑽を積む。
1950年頃から世界各国の洋髪毛を京都繊維大学教授と共に染色技術の開発を行う。
1953年 ABC放送オペラ「修善寺物語」初演よりオペラ公演のかつらを手がける。
1955年 NHK大阪放送局と専属契約開始後、床山部門の業務を行う。
1959年 読売テレビ放送株式会社と専属契約後、床山、メイク業務を開始する。「大あばれとんま天狗」「明治天皇」「11PM」等。
1960年 NHK東京放送局と専属契約をし、金曜ドラマ「鞍馬天狗」他。オペラ、バレエ等国内外の公演を手がける。
1970年 この頃から藤山寛美、松竹新喜劇「阿保まつり」「リクエスト公演」等。
1978年 木曜ゴールデンドラマ等(読売テレビ)。以後テレビ、映画、日本舞踊、国内外全般にかかわり、現在現役でかつら製作の指導をする。
入会について入会について
2016第44回伊藤熹朔賞
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